【あなたはどっち派?】建売住宅と注文住宅を比較・失敗しないマイホーム計画

建売住宅vs注文住宅 どっちを選ぶべき?「自由度の違い」 マイホーム購入
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マジメに不動産

真地 リョウ太  Twitter
1989年生まれ。2012年から不動産会社で売買実務を担当。不動産相続対策の案件も実績あり。本サイトでは業務経験から得たスキルをみなさんに発信できればと思っています。宅地建物取引士・行政書士試験合格・FP2級。好きな食べ物は梨。

 

建売住宅と注文住宅、買うならどっちがオススメですか?

それぞれに一長一短ありますので、特性を理解した上で自分に合った住宅を選ぶのが一番ですよ。
比較するべきポイントを4つに分けて紹介します。

 

注文住宅vs建売住宅 みんなが選んだ理由

建売住宅vs注文住宅 どっちを選ぶべき?

国土交通省の令和2年度住宅市場動向調査では、「価格が適切だったから」との理由で選んだ人が建売住宅では39.2%、注文住宅では18.2%と住宅の選択理由に違いが見られます。

住宅は一度購入したら買い直しは難しいです。

建売住宅と注文住宅の違いを正しく理解して、後悔しないマイホーム計画をしましょう。

 

建売住宅と注文住宅の違いポイント4つ

建売住宅と注文住宅、両者はどのような違いがあるのでしょうか。

4つのポイントに分けてそれぞれの特徴を紹介します。

【建売住宅vs注文住宅】自由度の違い

建売住宅vs注文住宅 どっちを選ぶべき?「自由度の違い」

自由度だけを比べた場合は断然、注文住宅が有利です。

注文住宅の場合、ハウスメーカーで決められている仕様の中からではありますが、間取りの変更はもちろん、外壁やクロスまで選べるのは少しでも他人と差別化したいと考えている人にとってはメリットです。

逆に建売住宅の場合は既に決まっているので、そこまでこだわりがなく、たくさん打合せして細かいところまで悩みたくないという人には良いでしょう。

【建売住宅vs注文住宅】立地の違い

建売住宅vs注文住宅 どっちを選ぶべき?「立地の違い」

土地を持っていない人にとって長年住むことになる立地選びはとても重要です、

たとえ、建売希望であっても希望の立地に建売住宅が建っていない場合は諦めなければいけないケースも考えられます。

実際、住宅市場調査で建売を購入した選択理由に「住宅の立地環境が良かったから」と答えている人は46.4%です。

一般的には建売住宅より売地の方が供給が多い為、立地にこだわる場合は売地を購入してそこに建物を建てる注文住宅の方が有利といえます。

また、分譲住宅の場合、周りに同じような住宅が並んでいることが多いのでそれが嫌なのであれば注文住宅がおすすめです。

【建売住宅vs注文住宅】仕上がりイメージの違い

建売住宅vs注文住宅 どっちを選ぶべき?「イメージの違い」

仕上がりイメージに関しては、実際に既に存在する建売住宅の方が分かりやすいです。

注文住宅の場合、ハウスメーカーが用意した図面等で判断しなければいけないことが多く、購入者側がある程度目指す家のイメージが固まっていないと打合せの時間だけが長くなるという事態に陥ります。

住んだ後にイメージと違ったとなるリスクが高いのも注文住宅です。

また、間取りやデザインだけではなく、駐車スペースや外構工事に関しても注文住宅の場合はイメージしづらいので、担当者とよく相談する必要があります。

住宅市場調査でも注文住宅購入者の選択理由に「信頼できる住宅メーカーだから」と答えている人が42.6%います。

【建売住宅vs注文住宅】価格面の違い

建売住宅vs注文住宅 どっちを選ぶべき?「価格面の違い」

一般的に注文住宅に比べ、建売住宅の方が安いと言われており、住宅に詳しくない人でもそのイメージが強いのではないでしょうか?

たしかに、建築コストを考えると同じ建物を何棟も建てた方が原価は安くなります。

また、注文住宅の場合は最近話題になっている木材高騰により、価格の不透明さが増してきたので、その点においても建売住宅の方が安心です。

しかし、販売コストを考えると一概に建売住宅の方が安いとは言い切れません。

注文住宅と異なり、建売住宅を購入する場合は仲介業者が入っていることも多いです。

仮に、3000万の建売を購入する場合は仲介手数料として約100万円を不動産業者に払わなければいけなくなります。

注文住宅でも間取りや仕様を制限して、価格を安くした規格住宅を展開しているハウスメーカーも増えているので、安易に建売住宅だから安いと決めつけるのは間違いです。

 

建売住宅に向いているのはこんな人

建売に向いている人

マイホームにそこまでこだわりが強くなく、細かい打合せに時間や労力をかけたくないという人には建売住宅が向いています。

既に完成している場合は、実際に確認することが出来るので住んだ後のイメージもわきやすく、住み始めるまでの期間が短いのでアパート代の節約にもなります。

希望の立地に建売住宅があり、必要な部屋数も確保できているのであれば、一度内覧してみるのが良いでしょう。

 

注文住宅に向いているのはこんな人

注文住宅に向いている人

周りと同じ外観に抵抗があり、間取りや内装にもある程度こだわりたいのであれば注文住宅がおすすめです。

自分たちのマイホームのイメージがあるのであれば、ハウスメーカーのホームページをみて、イメージと近い施工事例やモデルハウスがあるか探してみると良いでしょう。

価格もある程度抑えたいのであれば、規格住宅を展開しているローコストハウスメーカーに相談してみるのも良いでしょう。

 

どっちがいいか全く分からない人には総合窓口がおすすめ

総合窓口の利用がおすすめ

とは言え「建売住宅or注文住宅、自分にはどっちが適しているのか全くわからない」

という人も少なからずいると思います。

そういう人は建売住宅の展示棟注文住宅の見学会などに足を運んで、本当に気に入った住宅を見つけられるよう時間をかけて情報収集をするということも大切です。

また、住宅取得の情報収集で特に推奨したいのが住宅系の無料総合窓口を利用することです。

総合窓口は、できれば不動産業者の直営ではない、全くの第三者機関として住宅のアドバイスを行っているところがベストです。
(直営だとどうしてもセールスに偏ってしまいがちなため)

当サイトでオススメしているのが、LIFULL HOME’sが運営している住まいの窓口です。

大手不動産ポータルサイトのホームズが巨大ネットワークを生かして購入者に一番合った住宅購入の方法をアドバイスしてくれるという心強いサービスを展開しています。

全国各地にある実店舗での対応はもちろん、WEB形式での相談も受け付けているので、気になった人は一度確認してみてください。


 

まとめ:自分にあった住宅を選ぶのが一番

建売住宅と注文住宅でそれぞれメリットやデメリットがあります。

特徴を正しく理解して、まずは家族に自分のイメージを伝えてみましょう。

求めているものが人それぞれ違うので、家族でよく話し合うことが大切です。

きっと漠然とマイホームを計画するよりも、無駄な時間や労力をかけずに理想とするマイホームに近づけるはずです。

 

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